今日友人らと
サムスン美術館に行って来た。なんでも、2月末までが
試験開館期間で無料で観覧できるらしく、3月からは入場料だけで1万ウォン
もするので、この機会を逃さないようにしようと駆け足で申し込んだわけだ。
サムスン美術館は、もちろん、かのサムスン財閥がこれまでに収集してきた
膨大な美術品を展示する私立美術館である。場所は地下鉄6号線「漢江津
(ハンガンジン)」駅から徒歩10分くらいのところにある。
駅から歩いていくと、段々と美術館の建物の全容が見えてくる。まず、
建物自体が「美術」している。日本の「BRUTUS Casa」あたりで特集しそうな、
一目で有名な現代建築家によるものだと、すぐわかる個性的な建物。しかも、
いくつかある建物の個性はそれぞれ全く違うのだ。建築好きは必見だ。
展示内容は古美術から現代美術までジャンルの幅は広い。なので、古美術から
順番ごとにゆっくりと全部見ていこうとすると、とてもじゃないが時間が足りない。
私なぞは現代美術好きで古美術には興味ないのだが、時代ごとに見たため、
最後のあたりは、閉館時間も手伝って駆け足で見る羽目になってしまった。
有名な作品は、アンディー・ウォーホルのマリリンモンローやジョセフ・アルバース
の正方形を重ねた構図のもの、屋外にはモビールで有名なアレクサンダー・カルダー
の大型のオブジェなどがある。あとは、私がスペインのソフィアソフィア王妃芸術
センターで見て感激したモノ派の代表選手、ダン・フラビンの蛍光灯シリーズもあった。
目を引いた作品としては、問題児デミアン・ハーストの「死の踊り」と名づけられた
作品があげられる。巨大なケースに手製の様々な錠剤が綺麗に並べられている
もので、作品のタイトルを含め、見るものを圧倒させる。
この美術館がすごいのは、iPod大の解説レシーバーを貸与してくれることにある。
作品に近づくと、センサーが感知して、自動的に作品の解説がイヤホンから流れ、
画面で作品の裏側などを見ることができる。そういう美術館があると話には
聞いていたが、実際に見たのは初めてだったので、ワクワクしながら鑑賞した。
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